CO₂や他の幾つかのガスは無臭で、あるレベルに達すると人を死に至らせます。ソーダマシンにCO₂を供給するタンクからのCO₂漏れが原因で死者がでたことがあります。このため幾つかの国では、人々がガスを扱う職場の、タンクに関わる法律や規制が作られました。二酸化炭素は容易に一酸化炭素(CO)と混ざります。また、どのガスを注視すべきかについての混乱があります。例えば、今の自動車はCOよりも多くのCO₂を排気します。従って、駐車場ビルでは、CO同様、CO₂もモニターする必要があります。二酸化炭素自体には毒性はありませんが、酸素と同じ閉鎖空間にあると、酸素濃度を低下させます。センスエアのセンサは二酸化炭素以外のガスも検出することができますが、今のところは、CO₂を測定・検出するアラーム装置のアプリケーションの多くに使われています。
ppmが何を表すかを知っているだけでは、アラーム装置の分野で話される%に戸惑うかも知れません。アラーム装置は通常より高いCO₂濃度レベルを扱うため、ppmの値は大きすぎるものになります。100%=1,000,000ppm、1%=10,000ppmです。
では、アラーム装置の分野では%をどのように認識すれば良いでしょうか?
新鮮な空気は0.04%のCO₂を含んでいます。CO₂濃度が1.5%(15,000ppm)まで上昇すると脈拍が増える場合があり、4%(40,000ppm)に達すると即座に危険な状態になります。