乗用車やトラック、飛行機、船舶ブリッジのキャビンのような閉鎖空間では、人々に害がおよばないよう、換気を行わなければなりません。もし自動車の換気を止めた場合(トンネルを通過するとこ、あるいは整備不良のトラックの排煙を避けるときなど)、5~10分で(自動車に搭乗している人数によります)、CO₂濃度が人の判断能力が低下する可能性のある2,000~3,000ppmに達します。しかしながら、アラームがより現実的になるのは、空調業界でCO₂が冷媒として使われるときです。キャビンに関する詳しい情報は「輸送」に述べられています。